屋根瓦の漆喰の施工をして貰う際、理由として考えられるのは屋根瓦からの雨漏りなどが原因で瓦が大きくずれてしまっているために漆喰の塗りなおしを検討している方が多いと思います漆喰の取り扱いに関しては瓦職人さんが一番安全に瓦を取り扱ってもらえるものであると言えます。
実はこの屋根瓦の漆喰の施工に関しては、国家資格が発行されていまして、かわらぶき技能士という資格があります。
こちらの免許を持っている方ですと基本的には瓦の取り扱いと漆喰の取り扱いについて知識があるとみなされた人物であると言う証明であり、いわば瓦と漆喰のエキスパートと言えます。
瓦職人さんなどが所有している資格ですね。
本来ですとこの資格を持っている方に依頼したほうが瓦の漆喰に関しては問題なく施工をしてもらえるのですが、中には資格を有していない業者もおり、そもそも漆喰が何であるかを理解していない業者さんもおります。
漆喰はそもそも屋根瓦の下にある葺き土が外に流れ出ない様に止める物でして瓦からはみ出してはいけないのが漆喰です。
ですが最近の業者さんは漆喰をまるで瓦を止める接着剤のように使用しています。
本来の屋根瓦は瓦の重みで引っ付いておりますので漆喰で止めることはしないのです。
ちなみにこういった知識はかわらぶき技能士の資格を持っている瓦屋産などは普通に知っているので漆喰が剥がれ落ちると言うこと自体はすぐに雨漏りにつながるわけでは無いです。
もちろん瓦がずれている場合はずれを修正すればよいだけです。
中にある葺き土がすべて流れた場合は雨漏りがしますがすぐに流れ落ちることはありませんので専門の瓦職人さんに修理を依頼するのが正しい判断であると言えます。